8月10日、梅雨明け後、初めての観測となった。7月中旬、アオコが発生した土浦港では、この日は肉
眼的にはアオコは観察されなかった。朝の出港時から午前中は穏やかな湖面だったが、午後は土浦、つく
ば方面に積乱雲が発生し、夕立の雨が懸念されたので、やや時化模様の中、急いで帰港した。土浦到着と
同時に大粒の雨となり、典型的な夏の一日だった。遮るものがない湖上から観察すると、周辺の気象変化
がよくわかる。
各定点の水質は先月に続き、良好だった。COD、無機態窒素が低めだった。動物プランクトンのうち、
江戸崎入と高浜入でワムシ類が多く発生していたが、他地点では少なかった。夏季に多いオナガミジンコ
は増えてきたが、ゾウミジンコ類は少なく、例年どおり初秋の9月に多く発生すると思われる。植物プラ
ンクトンは、昨年同月よりやや多いが。これは、フォルミディウム、オシラトリアなど糸状藍藻類が増え
ているためである。糸状藍藻類は、10年ほど前にアオコに替わる藍藻類として注目されたが、今後の動態
が気になる。
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