湖上は風がなく、ひんやりとして、ガス(霧)がかかっていた。例年5月の観測時は、晴れると沿岸の
斜面林の新緑が美しいのだが、今回は視界が悪く、鮮やかさに欠けるのが残念。全国的に今年の5月は雨
や曇りの日が多く、日照時間は例年の6割程度。
こうした気象条件が影響したのか、5月の霞ヶ浦の透明度は1メートルを超える地点が多く、CODが低か
った。高浜入り以外で、CODは6〜7くらいであった。SS(懸濁物)が少なく、リン酸態リン濃度も低かっ
た。しかし、硝酸態窒素はやや高かった。
植物プランクトンでは、4月に比べてキクロテラ(ヒメマルケイソウ類)がさらに減って、ややシネド
ラやニッチア(ハリケイソウ類)が殖えていた。それでもハリケイソウ類は昨年同季よりも少ない。こう
した水質やプランクトン相は、今後梅雨明けまで続く可能性がある。
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